ウイズダム
中国語学院
学習者の実際の発音を聞く
在校生の実際の発音が聞けるページに飛びます。
当面は中くらいのレベルの方とかなり上級レベルの方の発音ですが
入門段階の方の発音も
画像付で見られるようになりますよ
こちらからどうぞ
中国語(ここでは中国語の標準語を意味しています。中国大陸においては「普通話」、台湾などにおいては「華語」「国語」などと言っています)の発音から古典までを教えています。
現在、ウイズダムで学習中の方は、中国留学を含め、他での学習経験のある方が殆どですが、全員発音からやり直しています。
やり直さなければ美しい中国語に到達できないからですが、これは全く時間とお金と努力の無駄遣いです。
美しい中国語を身に付けたい方は、是非最初から当学院で学習されるようお勧めします。
また、今までの経験から、発音の段階はプライベートレッスンが圧倒的に有利であるため、当面はプライベートレッスンのみの開講となります。
正確な普通話の発音習得の必要性
普通話に関しては、優秀な教材が多数市販されていますし、辞書の類も大変充実しており、更に、日本語に訳すと一つの単語になってしまうが、普通話ではそれが複数の単語に分かれていて、使い分けが存在しているというケースは不可避的に存在していますが、それら複数の単語の相違点、使い分けなどに関する書物もたくさん出版されています。
それらのものを完全に頭に入れてしまえば、普通話は極めてハイレベルに到達することができます。この点は、一にかかって学習者の努力に在るのであり、中国語教室に通ったからといって何ら解決するものではありませんから、従って通う必要は微塵もありません(どのような教材を使用するかという選択は大変重要ですが)。
しかし、発音だけは、教材を購入したからといって解決する問題ではありません。中国に留学したからといって、中国に住んでいるからといって、解決する問題ではありません。何故でしょうか。
発音は何故独学できないのか
「デンさんの広東語相談室」にも述べられていることですが、日本人にとっては日本語は本能であり、日本人の脳は、言語に関してはこの日本語という本能に支配されています。
それが日本語であろうとなかろうと、全て日本語の音に引き寄せて聞いているのです。何回聞いても、同じように日本語の音として受け取りますから。外国語の発音そのものは日本人の脳には達していないのです。
この状態でモデル発音を何回聞いても、中国に何年住んでいても、中国語の発音そのものが脳に達していないのですから、正しい発音が習得できるはずがないのです。当然のことながら、美しい発音のCDを何回聞いても、同様の理由で全く意味がないことになります。
[中国人と日本人とでは、口の中の構造が違う?]
ウイズダム広東語学院で学習中の方が、以下のような体験を話してくれました。
電車に乗って、席が空いていたので腰掛けて、広東語の教材を開いて勉強し始めました。そうしたら、隣に座っていた男性が話しかけてきたんです。中国語を教えている中国人のようでした。
「中国語ですか?」
「ええ、広東語ですけど」
「私は広東語はわかりませんが、日本人には北京語の発音は無理です。
私は中国語をやっている日本人をたくさん知っています。北京に3年留学していた人も知っていますが、その人も発音は全然だめです。その人が日本語を話していれば、私は問題なく聞き取れますが、一旦中国語を話し出すと、私は彼が何を言っているのか分かりません。
日本人は北京語の発音は絶対にできるようになりません。口の中の構造が違うからです。」
と。
口の中の構造が違うから、絶対にできるようにはならないとは、ずいぶん思い切った結論ですが、中国語を教えているこの中国人の発言は中々興味深いものがあります。
口の中の構造が違うはずはありませんが、彼は何故このような結論に達したのでしょうか。
口の中の構造が異なっていて、日本人は全員日本人特有の構造をしていて、中国人は全員中国人特有の構造をしていれば、当然のことながら、中国語の或る音について、日本人は全員同じように狂うはずです。音の狂い方が全ての日本人に共通になるわけです。
そして実際に、音の狂い方は全ての日本人にほぼ共通しています。この事実に日々直面するなかで、この中国人の先生が到達した可能な唯一の結論が「口の中の構造が違うから、絶対にできるようにならない」というものだった訳です。
勿論、口の中の構造が異なっているなどというのは事実ではありません。では何故日本人の発音が皆同じように狂うのか。ここがが美しい発音に至るスタートラインなのです。
[自分自身の正体を知る]
上に述べたように、日本人にとっては日本語は本能であり、日本人の脳は、言語に関してはこの日本語という本能に支配されています。
飛び込んでくる言語が中国語であっても、全て日本語の音に引き寄せて聞いているのです。日本人が話す中国語が全員同じような狂い形をする原因は正にここに在ります。この状態でモデル発音を何回聞いても、中国に何年住んでいても、外国語の発音そのものが脳に達していないのですから、正しい発音が習得できるはずがないのです。当然のことながら、美しい発音のCDを何回聞いても、同様の理由で全く意味がないことになります。
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